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アレルギー性鼻炎のレーザー治療 どんなものなの? レーザー治療は、薬物療法や体質改善療法などの保存的治療法に抵抗性を示す通年性のアレルギー性鼻炎や季節性のアレルギー性鼻炎(花粉症)に対して有効です。 どこを手術するの? 下鼻甲介粘膜がアレルギー性鼻炎の主な反応部位です。その粘膜をレーザーで焼灼してアレルギー反応を抑える方法を、レーザー下鼻甲介粘膜焼灼術といいます。皮膚を切開したりすることはありません。 レーザー治療の実際は? 準備時間15分+実際のレーザー治療10分が基本です。 1.準備 麻酔液がついた小さなガーゼを鼻の中に入れます。麻酔液は苦く、少々不快かもしれません。唇や鼻の周りが多少しびれます。飲んでも大丈夫ですが、口の中にためておいて後で吐き出してください。 2.実際のレーザー治療 実際のレーザー治療は原則として両側一度に行います。目をレーザーから保護するためにメガネをかけていただきます。レーザー照射中少々熱かったり、軽い痛みを感じることがありますが、お子様でも大丈夫です。当院では小学校高学年の方から施行しています。 3.レーザー治療後 レーザー治療した後、通常のお仕事、運動は制限ありません。レーザー治療した後、約1週間はアレルギー症状が一時的に悪くなることがありますが、その後かさぶたが取れるころには鼻づまりも良くなります。 ★レーザー治療は原則1回です。1回のレーザー治療で効果が不十分な場合は、その後は隔月に1回位で2、3回の追加照射をおこないます。レーザー照射の治療効果は、永続的に続くものではありません。効果の持続期間も人によって様々です。平均すると効果の持続時間は2年です。しかし、薬の量は確実に減らすことができます。効果が減少した時点で、安全に、副作用無く、レーザー照射を繰り返すことも出来ます。 |
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